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2002年12月19日、日刊工業新聞に掲載されました。 Business&Technology
無薬注の地下水除鉄装置
豆腐工場やスーパー向け
石の勘左エ門(秋田県由利郡西目町・高橋正社長(0184・33・3133)は薬品を使わ
ずに地下水などの鉄分を取り除くことが出来る「無薬注除鉄・除マンガン装置」を
小型化した「FMSシリーズ」を開発、横手市の老人ホームに納入した。地下水を
大量に使わなくて済む豆腐などの食品工場、クリーニング工場、スーパーなどに
 向け売り込みを図る方針。地下水の鉄分やマンガンを取り除くには現在、塩素系
の薬品を使う薬注方法が主流となっているが、薬品が浄水に残ったりするほか、
原水中の有機成分と反応して発がん性物質のトリハロメタンを生成したり、維持
経費・管理が負担になる!などの問題がある。

 石の勘左エ門が開発した除鉄・除マンガン装置は、地下水に溶存している第一鉄
などを特殊なノズルによる強制酸化作用で、水に溶けない水酸化第二鉄の自触媒
作用とバクテリアの働きの複合作用で水を浄化する仕組み。同装置では地下水利
用による水道水の節約のほか

@無薬注方式のため薬品管理などの人員が不要
A設置スペースがコンパクトで、薬注方式の8分の1以下
Bシンプルな構造でメンテナンスフリー

などの特徴がある。同社は同装置を冷凍食品保管会社や温泉に納入した
実績があるが、浴場や温泉などのように毎時10トンも大量に地下水を使うのでなく
一日20−30トン使うような場合の装置を求める声にこたえて小型化したFMSシー
ズを開発した。納入した横手市の老人ホームの場合、「鉄分が1リットル当たり61,4ミリ
グラムと想像を超える値だったが、装置の導入で飲用基準に適する同0,1ミリグラムまで
低下した」(高橋社長)という。FMSシリーズは一日当たりの処理量が15トンから45トン
まで4タイプあり、価格は680万−930万円。同社では大量の地下水の処理が必要で
ない分野への市場開拓を図る 。


小型の無薬注除鉄・
除マンガン装置
「FMSシリーズ」



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